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あなたのトラブルは?
声帯ポリープ
声帯結節
の可能性があります。
声帯ポリープとは
呼吸をする時に、空気は気管を通って肺へ流れ込んだり逆に肺から気管を通って吐き出されたりしますが、声帯はその出入り口の働きをしています。左右の声帯はいわゆる門であり呼吸の時には開き、息を止めたり気張ったりする時には閉じています。声を出す時にも声帯は閉じており、その細い隙間を空気が通過していく時に声帯が振動し、声がでます。声帯にポリープができると(通常は片側だけ)声帯の振動が不規則になったり息もれが生じたりするため、声がかれてしまうのです。
症例
声帯ポリープは厳密には腫瘍(しゅよう)ではなく循環障害や機械的刺激による声帯粘膜の損傷から生じた炎症性の腫瘤(しゅりゅう)と考えられています。炎症は声の酷使によって増長されるため声を使う職業や生活習慣をもつ方(歌手、教師、セールスマン、バスガイド、電話オペレーターなど)に多くみられます。
症状は、いわゆるガラガラ声がほとんどですが、その程度は様々です。声を長時間使うことによる疲労を感じる場合もあります。
解決方法
診察は、特殊な鏡や内視鏡で声帯をみると容易に診断がつきます。ごく小さなものや初期の声帯結節(声帯の両側にできる小さなタコで、声を過度に使う職業の人に多い)などでは、ストロボスコープという声帯の振動をみる装置によって初めて診断可能なこともあります。
声帯結節とは
声帯に生じる炎症性の腫瘤(しゅりゅう:こぶ)で、通常は両側に発生します。まれに片側だけに発生することもあります。大人(成人型)だけでなく、子ども(小児型)にも発生します。
発声時の声帯粘膜の慢性的な機械的摩擦(まさつ)が原因と考えられており、声帯にできる一種の「ペンだこ」と考えると理解しやすいと思います。
したがって、音声を日常的に酷使している職業(歌手、教師、保育士、アナウンサー)などに好発します。謡人結節(ようじんけっせつ)という別名もあります。子どもの場合は、よく声を使う活発な低学年の児童によく見られます。やや男子に多い傾向があります。
症例
ほとんどの場合、声がれ(嗄声(させい))が主な症状です。のどの違和感や発声時の違和感などの症状のこともあります。声を使う頻度により、症状の軽快、増悪がみられる(たとえば、教師であれば夏休みに声がよくなるなど)こともあります。
解決方法
検査・診察は、間接喉頭鏡検査や喉頭ファイバースコープ検査で声帯を観察し、声帯結節を確認します。
治療はまず、保存的治療を行います。消炎薬の投与やステロイドホルモンの吸入を中心にした薬物治療や、誤った発声法を矯正し、正しい発声法を習得させるために音声治療が行われます。
これらの保存的治療の効果がない時や、早期に治したい場合は、結節の切除手術を行います。
子どもの場合は、変声期が過ぎると自然に治ることが多いので、声がれが高度でなければ、経過観察だけを行います。子どもで手術を考慮する時は、声がれが高度で本の朗読や友達との意思疎通にも支障がある場合や、声がれによる劣等感により精神的影響がみられる場合などに限られます。
病気に気づいたら、のどを酷使しないように注意します。それでも改善しなければ、耳鼻咽喉科受診をおすすめします。
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